
高松は元々“海のまち”だった!
高松市にある石清尾八幡宮(いわせおはちまんぐう)。
地元では「おはちまんさん」と親しまれているこの神社、実は1100年以上の歴史を持ちます。
でも驚くのは、神社そのものより、その周辺の地形の変化なんです。


古くから残る神社と街をつなぐ参道。八幡通りという
かつてこの一帯、今の市中心部はほとんどが“海”でした。
志度栗林線より北は、中州のようなエリアで、「野原郷」や「潟元港」「坂田郷」などの港町が点在していたんだとか。
石清尾八幡宮はその背後に位置し、香東川の旧流路沿いにあった坂田郷とのつながりが深かったそう。
この坂田郷、古くは瓦の窯や寺院が立ち並び、都への物資輸送の拠点でもありました。