
こんにちは、かもねです!
今回は、屋島山頂にある人気展望スポット「やしまーる」と、
そのすぐ目の前にある「獅子の霊巌(ししのれいがん)」についてご紹介します。
🟡 まずは「やしまーる」とは?
屋島のてっぺんに、ぐるっと円形に建っているこの近未来的な建物。
それが展望施設「やしまーる」!
中に入るとガラス張りの空間から高松の市街地や瀬戸内海が一望できて、
もう**「ここ、天空のカフェ!?」**って錯覚しそうになります。

そのすぐ前にある、謎の展望スポット…
そんなおしゃれ展望施設の目の前。
階段を下っていくと、見えてくるのが…
「獅子の霊巌(ししのれいがん)」。
…え?なんて読むの?と思った方、正解です(笑)
🧙♂️ 獅子の霊巌って何?
この展望台から真下を見ると木の葉の間にニョキっと姿を現している大岩ひとつ。
ごつごつした岩が突き出た場所で、どこか獅子(ライオン)の頭に見えなくもない。
これこそがこの展望台の名前の元ネタとなっている獅子の霊巌。

弘法大師(空海)が奇跡を起こした岩
古くから伝わる伝承では屋島寺を建造していた時に日が暮れてきた。
そこでこの岩の上に乗った弘法大師(空海)が扇を振ると夕日が再び昇ってきたという。
すげーな。空海は時も操れたのか・・・
観光客を観察してみると誰も岩に気付かない。
瓦投げにきゃっきゃっ言ってるカップルやら景色の良さを堪能している主婦のグループやらはいるんだけど。
よし。ここはかもねも岩のうえで・・
この岩に本当に空海が登ったのかどうかはわからない
そもそもが屋島寺の建立に弘法大師がかかわっていたのかどうかも怪しい
たまたま夕日の沈む方向のこの位置に大岩があったのを適当に伝承付けしちゃったのだろうな・・と、夢を壊すようなことを思いつつ。
おいらも登ってみようかなどと考えていたら
「いや。だめです!!」
と相方に止められる。
何で分かった??
「好奇心でとんでもないことをやるのがいつものパターンなので」
・・・仕方ない。
と、いうよりも展望台だけあって下は意外に急峻な傾斜の崖になっている。
冗談ではなく間違っても展望台から降りて岩に上がろうなんて考えないように(いや!おまえだろ)
✅ まとめ
おしゃれな「やしまーる」の真横にある、
ちょっと不思議で歴史ロマンあふれる「獅子の霊巌」。
岩に乗った大師の姿を妄想しながら、
風に吹かれて黄昏れる…そんな屋島時間、いいかもね!